自給ラボ代表 枡田 純



スーパーへ行くと野菜やお肉といった『食材』が当たり前のように販売されています。ふと思ったのです。スーパーが食材を仕入れる事が出来なくなったら、私たちは生きる事が出来るのか・・・と。

現在の社会では、生活基盤のほとんどを貨幣を通じて他者に依存している形になっています。ですが、もしその歯車が機能しなくなったらどうなるんだろう。そう思ってしまったのです。歴史を見れば貨幣経済は周期的に何度も破綻しています。コロナウイルスの影響で経済に不安を感じる人々もたくさんいます。生きていくうえで絶対に必要な食糧は、貨幣を通さずとも誰もが手に入れられる社会が今求められているのです。

皆さんはご存知でしょうか?ロシアではかつて『ダーチャ』と呼ばれる週末農園を多くの国民が保有し、食料を自給自足していました。それが功をなしソ連崩壊の際、餓死者はいませんでした。経済情勢や政治情勢に関係なく安心して暮らせる社会を実現するのに必要なのは、この『自給自足』の力だと私は確信しています。ですが、日本はロシアのように広大な面積を保有していません。そのため、全国民に自給自足のための農地を与えることは現実的ではありません。

そこで、同じ広さでも農地の何倍のも食糧を作ることができるLED植物工場の仕組みをを家庭内に作る『押入れ農園』を思いつきました。家庭には必ず『押入れ』があります。そこで、食材を作る事ができれば、自給自足社会を作る事ができる。そう信じています。 『みんなの食を守る』そういった決意の元、自給ラボを運営しています。

3畳の部屋をLED菜園にリフォーム

部屋の1つがLED菜園な生活

LED菜園部屋付き住宅

人類が進むべき道

~行き過ぎた資本主義のジンテーゼ~

     自給ラボ代表 枡田 純



“今日からこの畑で羊を飼うから、君たちは農業をやめて工場で羊の布を作りたまえ。ふふ、その方が金になるからねぇ..” 領主は言った。

こうして私たち農民は農地を追われ、羊の毛で布を作ることになった。これまで自分で作っていた食料は、代わりに働いたお金を使って手に入れる仕組みに変えられていった。だから私たちは働けなくなったら飢え死にだ・・・ああ、なんてこった。

これは今から250年前のイギリスの風景だ。自分のご飯を作る手段を失い、貨幣に強く依存する世界の始まりとなった出来事だ。このお金中心の仕組みは産業革命で工場がたくさんできるとともに瞬く間に世界中に広まり、資本主義として人々の間に広まっていった。 追いやられた沢山の農民たちの住む工場地帯は、“都会”を生み出し、様々なサービスを“お金”を通じて交換する文化が発展していった。

世界は、働かないで飯を食う資本家と、働かないと食えない労働者に分断されていった。

そしてお金があればどんなものでも手に入るし働かなくても生きられる、お金がすべてだ!というお金主義的が定着していった。

現代の私たちも当時の彼らと同じで働けなくなったら、生きていけないという不安を抱えながら日々を過ごしているし、資本があれば食うものにも困らず幸せに暮らせると思っているから、一生懸命働いたり、金儲けの方法を模索したりする。

私たち自給ラボは、資本主義の“考え方”は素晴らしいと思っている。自分の得意なことを人に役立て、自分の出来ないことはお金を介して人に頼る、とても素敵な仕組みだ。みんながみんな自給自足していたら、自分の特技を役立てることは難しいからね。

でも、資本主義の“実際”には改善点があると思っている。

多くの労働者は明日生きるための金を得ることに必死で、自分の得意なことを見つけチャレンジする余裕がないのが現実だ。一体世界の何パーセントの人が自分の得意で自分らしく働いているだろうか・・・彼らは休むことなく回遊魚のマグロのように泳ぎ続けている。泳がないと呼吸が出来なくて死んでしまうと思っているからだ。クラゲのように自分の好きな時にたくさん泳ぎ、時に休む、ということは許されない。

自分の得意を最大限引き出すには、クラゲでいられる仕組みが必要だ。

私たちが働かないと生きていけない理由は、農地を奪われ食糧を生産できないからだ。 もし魔法で毎日ご飯が作れたら、今のように死ぬほど働くだろうか?その魔法があれば、飢え死にすることはなくなるのだから、“生きるため”に働くのでなく、誰かに喜んでもらうために自分を高め、無理のない範囲で働けるはずだ。

しかし資本家はそんな魔法をよくは思っていない。実際の社会は、労働者が生産手段を持たないようにうまく調整されている。皆が生産手段を持ち始め、お金がなくてもそれほどは困らなくなってしまえば、お金の重要度が下がってしまうからだ。


私たち自給ラボは、そんな過度に貨幣経済に依存する現代社会の影を照らす光だ。



食糧生産テクノロジーは日々進歩している。私たちは植物工場の技術を使って家庭の押入れにLEDライトを設置して葉物野菜を“生産“する方法を生み出した。1日に100グラム程度の野菜しか取れない。お金で食を買う現実は大きくは変わってない。
しかし私たちは言いたい。これは



“農地を追われた労働者による食糧生産手段の奪還“

の大きな第一歩だと。





資本主義のおかげで私たちの社会は大きく発展した。治せない病気が治せるようになり、便利なものがたくさん増え、豊かになった。しかし同時に格差が固定化した社会や環境破壊を顧みない経済活動といった副作用も深刻になってきている。この資本主義のメリットを人類が享受しつつ副作用とうまく付き合うには、それ1本に依存して行き過ぎないことが大切なのだ。

想像してほしい・・・
今は一部の野菜しか作れない”押入れ農園”が、ありったけの資金と英知を集めて改良に改良を重ね、ついにほとんどの食を自給自足できるようになった瞬間を。

そうなれば最低限の生活は保障されている。だから、お金儲けに必死で競争し格差を生み、人や地球の健康を無視した経済活動を行うインセンティブが低下する。資本主義に疲れたなら自給自足でゆっくり余裕をもって自分らしく輝ける生き方を磨き、時には人の役に立てお金をもらい、元気になるまで休める。

そんな、資本主義と並行する、“休息の場“であり、”家族のような“安全基地”としての“自給自足主義“を発展させていくことが、これからの人類が目指すべき道だと自給ラボは信じている。





だから、私たち自給ラボは、“自給自足ハウス“の完成を目指し”自給テック”を日々進化させていく。



世界の更なる発展と安心と幸福のために。

要約すると・・・
今から当面(5年くらい)は、各家庭にLED菜園を普及させて自分で新鮮で安全だと納得できる野菜が手に入る仕組みを作って、人々の健康と幸福の増進を目指すけど、それは第一目標。

そのさらに先(15年以内)には、お金がなくても食が得られる食のベーシックインカムを自給テックで実装してお金のために生きる資本主義的人生から人々を開放し、資本主義社会に付随して生じている様々な社会問題までも解決していくよ!!

自給テックを自給自足できるレベルまでグレードアップさせれば世の中変わるから、力を合わせてやってこう!

代表プロフィール

略歴

9歳のころより電子回路やプログラミングに触れる。小学生の時に分解した炊飯器から取り出したLEDを光らせた時に感動して以来、LEDが恋人に。大学・大学院で無機化学を研究する傍ら、プログラミングや電子工作に1万時間以上没頭する。2018年レタス40株をアパート室内で電子工作を駆使して自給自足に成功したのをきっかけに在学中に自給ラボを起業。 メディアでの情報発信をしながら、自社で家庭用LED植物工場の開発にも取り組む。
阪大工学部卒。

経歴

・2016年:

大阪大学工学部卒、同大学院入学

・2016年:

研究機材のリサイクルと電子部品の輸入事業(2018まで)

・2019年:

自給ラボ株式会社設立

・2019年:

大阪大学工学研究科単位取得後中退

・2019年:

京都大学農学研究科社会人コース修了

思想・信条

・レイチェル・カーソンとニコラ・テスラを尊敬

・イノベンター(イノベーター×インベンター)

・反グローバル資本主義

・自給経済による小さな政府主義

・非中央集権的分散型農業、分散型自給集落を夢見る

・仏教的無常観と、キリスト教的”受け容れ与える”ことを信条にしている

・自分がしていることがイケててカッコよくてそんな自分が好きだと思えたら成功者。

・世界一自給ラボが好き!

性格・他人からの評価

・明るく元気で好奇心旺盛

・何でも知ってる”歩くグーグル”

・何をやらせても大抵人並み以上の才能を発揮

・どんな手段を使ってでもやり遂げる、できるまでやる!なんとしてでもやる!

・どんな手段を使ってでも手に入れる。無いなら作る、できるまで作る!根っからのギーク!

技術

ハードウェア開発

LED植物育成ライト設計。電源回路設計、LED用放熱基板開発

プログラマ募集

プログラミング

Python、C言語,、web系、機械学習・画像認識・IoT関連

建築デザイン

建築デザイン

CAD、 3Dモデリング、BIM建築設計モデリング

育成技術

水耕栽培、アクアポニックス、特殊水槽制作、人工光型植物工場、溶液循環システム、小型植物工場の設計

自給ラボのマイルストーン

2020年4月~2020年末・・・プロトタイプ完成とユーザーテスト

・ 押入れのスペースにLEDと栽培装置をセットして家庭菜園ができる家庭用LED植物工場”押し入れ農園”のプロトタイプ販売開始

・商店街内の展示場にて、実物を見せて見込み顧客の反応を観察,課題を理解する。

・押入れ農園のクラウドファンディングの実施による顧客インサイト収集。

・植物工場の研究開発と技術の蓄積。自社で植物工場を運営し実践的ノウハウを蓄積しつつ、家庭用植物工場”押入れ農園”の開発・改良を行う。

・自社メディアサイトやSNSの運営による広報活動。押入れ農業用園芸資材の開発製造とオンライン販売開始。

・資金調達。人材の確保。

2021年・・・課題の根本を見つける&PMF7割完了を目標に。

・引き続きプロトタイプ”押入れ農園”で課題の根本を見つける

・押入れ農園が100世帯以上に届いてる。

・庭置きプレハブLED菜園、空き部屋のLED菜園リフォーム、LED菜園のシェアもテスト

2022年~・・・自給自足の質を高める、ユーザーが増える

エンジニア、施設園芸研究者などが集まり住み込みで自ら自給しつつ自給テックを開発する、実証実験型の未来ハウス”自給ラボOSAKA”を大阪駅近くの中崎町に建設(ユーザーと自給ラボメンバーが共生できる建物)。自給ラボユーザーのコミュニティが活性。

コミュニティでは、押入れ農園が改良され続ける。

野菜だけでなく魚や昆虫を循環的に生産できる未来型菜園が生まれる

自給テックはコミュニティによって進化し、ついには”自給ラボOSAKA”が自給自足ハウス第一号になる

2025年

自給自足ハウスが大阪北に完成(大阪万博に出展したい)。 一般家庭向けに導入開始。

HELP US!

”自給ラボOsaka”を大阪の人が集まる場所に作るための場所を探しています!
自給ラボには土地を買ったり借りるだけの現金がないです。

もしこのメッセージに賛同いただけて、かつ人に目立つ場所に余っている土地を持ってらっしゃる方、協力してくれたらうれしいです。

建物は自分たちで工事するので、どんなボロい古民家でも、更地でも、新しい世界を作るためにお願いできませんか?

この写真にあるLED菜園付き自給自足ハウスを大阪の目立つところに建てたいです!


Tel : 090-6328-0410 Email : contact@jikyu-lab.com
自給ラボ株式会社 代表 枡田純