LEDを使えば太陽の下と同じようにすべての植物を育てることができます。

しかし資本主義の社会では金にならないLEDキャベツは栽培どころか研究すらされていません。

LEDと水耕栽培を組み合わせて計画的に野菜を作る、植物工場の運営者や開発者の中では

”露地栽培でないと結球(玉形になること)しない”というのが通説です。

LEDレタスはスーパーによく並んでいますが、玉になるタイプのレタスにLED栽培のものは現在ありません、今度買い物に行ったときはよく観察してみてください。

今回は、ほどんど前例がない結球するキャベツのLED栽培を自給ラボのなかたさんがチャレンジ、見事キャベツができました。

LED栽培でも、プランターで栽培したり、水耕で栽培したり、いろいろな方法がありますが、今回は水耕栽培(礫栽培)で肥料は一切与えずにホンモロコと金魚の飼育水を栽培溶液に利用したアクアポニックス農法です。

無肥料無農薬(それが体にいいかは別として希少価値がありますよね)採れたてのキャベツを人生で初めてみんな食べて・・・

”わあ、ナニコレ!キャベツってこんなに甘くてみずみずしいんだ!”

と最高に感動しました。

最後に栽培条件でLEDに関しては、白色LED20W(消費電力20W、光出力8W)分の光をキャベツ1つにあたるようにLEDを 調節しています。レタスやハーブの4倍近く強く当てています。

光を強くするには、LEDと植物の距離を短くします。例えば距離を半分にすれば光の強さは4倍になって栽培面積は1/4にちいさくなります。

弊社の押入れ農園は100 Wなので5つは育てられそうですね。